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学習指導・学習環境

高校の進路指導 ~ネットワーク型の指導を生かして~(2011.6)

本校の進路指導の特徴は、「ネットワーク型」の指導と言えると思います。
生徒と担任、生徒と教科担当というつながりでの日々の相談・指導はもちろんですが、
そこに進路指導部と学年団との連携、進路学習や個別面談、
教務・教科との協力による学力アップ支援体制などの横のつながりを加えて、
学校全体で、一人一人の生徒を育てるシステムを持っております。

小論文の指導を例にとってみますと、次のような形になります。
高1・2年は、学年と国語科の協力の下、全体指導を学期ごとに行います。
生徒の進路意識の高まりにつれて、個別指導に移るわけですが、
ここでは、高3学年団と国語科の教員だけでなく、全教員がそれぞれ専門分野に応じて
2~3人の生徒を担当して指導にあたります。

ネットワーク型の進路指導の一つの成果として、
四年制大学への進学率は、75.5%となりました。
また、四大と短大を合わせますと、80%を超え、女子の現役進学率としては、県内トップでした。

平成22年度入試でも、京都大、筑波大、お茶の水大などの国公立大、
上智大学、青山学院大学、聖心女子大学等の難関私立大学に 多数の合格者を出しております。
センター試験受験率も、毎年90%を越えています。

先日、合格掲示板を見入る高校1年生と話しましたところ、
「私も先輩と同じ大学に行きたい!」と目を輝かせておりました。
先輩の活躍も、確実に、私たちのネットワークの一部になってきていると感じました。

毎年、三月の「卒業生を囲む会」では、先輩からの生の苦労話やアドバイスを聞くことができます。
今年の卒業生もきっといい話をしてくれることと思います。

高校の「ウイング(Wing)」に中学生用の進路学習室「レッツ(Let’s)」が加わり、
お互い姉妹のように生徒に身近な部屋としてさらに活用していきたいと思っています。


中学の進路指導 ~一貫校のメリットを生かして~ 進路指導部(2011.6)

中学生の一般的な姿といえば、
「受験が迫った中3になって初めて高校について調べ、高校卒業後のことまでは頭にない」
といったところだろうか。

しかし、本校の中学生は違う。進路や学習に対する意識を高く持ち、
将来を考えて今頑張る姿勢が、学校生活を通して自然と培われつつある。
進路志望調査でも、高校卒業後の進路として大多数の生徒が 「大学または大学院へ進みたい」と答えている。

進路・学習の面で生徒たちによい刺激を与えているものとしては、
厚みのある毎時間の授業の他に、学年毎に設定された目標・年間計画に沿って行っている進路学習や、
毎日の記録で自分の学習スタイルが見えてくる「宅習ヒストリー」、
朝礼前の10分テストの実施などが挙げられる。
また、6年間の学力推移が計れる中高一貫用の全国模試に、
1年次の4月からチャレンジしていることも、早い段階からの意識付けになっているようだ。

しかし、一番の影響は「高校生のお姉さん」の存在だ。
高校教務室前に張り出された大学等の合格状況を見ながら、
「先生この大学はどこにあるの?」「この学校に入るのは難しい?」
「私もここに行きたい。どれくらい勉強すればいい?」と質問を投げかける中学生は頼もしい。
近い将来をイメージさせる、それも同じ女性としての生き方をすぐ側で感じ、
目標にできることは、女子の中高一貫校ならではの最大のメリットだ。